古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 明治27年に建てられた道後温泉本館(巨大?銭湯)は、その翌年あたりに夏目漱石が赴任して「松山は田舎だが、ここだけは(湯の質も、建物も)立派なものだ」と賞賛したそうな。
           
 中の様子は「湯屋」のため(アニメ「千と千尋の神かくし」の、温泉のモデルの一つ・・・いくつかの古い大きな温泉を合体させて?取材して、「銭湯」を創作したらしい)、さすがに写真は撮りませんでしたが(笑)
 早朝6時「塔屋とうや」から太鼓が打ち鳴らされ、営業開始であります。小倉からのフェリーで5時に着くので、一番風呂にゼイタクさせていただきました(笑)
 「霊の湯たまのゆ・三階個室」¥1500なれど、kominka地元まむ○温泉は最初¥1200だったので・・・奮発して、個室で1時間20分「貸切」して、くつろがせてもらいました。「坊ちゃん団子」とお茶(煎茶)のサービスあり。あと浴衣とタオルも。
 「神の湯」(1階の「銭湯だけ」石けんもタオルもない。貸しタオル・・坊ちゃんが愛用した?赤いタオルはプラス¥50)は¥400です。温泉街の大きなホテルなんかに泊まった方々が、早朝よりたくさん並んで待ってありましたよ。
 浴槽がまたすごい、あじいし(庵治石。御影石の中でも「最高とされる」そう)・大島石で、壁が大理石・砥部焼き・・。明治時代でも、ものすごーくゼイタクだったと思われる。アルカリ性単純温泉という種類だとか。ちょっと熱めみたい。



 なんといっても早朝から従業員も多く(50人?とか)、サービス満点なれど、3階に行くまで、古い建物を登ったり下ったり、狭い狭い階段を「頭に気をつけて」と言われながら登ります。古い建物好きにはたまらない古さ・・しかも「現役」なのである、うれしくなってしまう。階段や床もぎしぎし言って、素敵。
 四国に行かれたら、ぜひこの温泉にお入りくださいませ(笑)