古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 ここ(ITOSHIMA地方)に嫁に来て、驚いたのは「杵つき餅」で餅つきしてる家がけっこう残っていること。もしかしたら、田舎の知りあいしかいない「kominkaの知りあい」だけかもしれないけれど。実家も田舎だったけど(最近は、家が建て込んできている)もう早くから、ウ〜ン昭和40年代かなぁ、「機械」で餅つきしていた。
 「杵つき餅」は、うまい。きょう一貴山の「そば処・山の家」で餅つきがあるらしい・・・そこで人と会う約束をしているんだけど、「よその餅つき」って気が楽だから「だ〜い好きっ!」(笑)

 でもねホントは年末に餅ついて、そして「年取り」するんだよ。(だから23日だと、ちょっと「早い」と思える)。家族揃って、年末に一つ年を取る。「数え」の人は、「満○才」より1歳多い勘定になるのである。うちの実家では鰯かサンマなんか焼いて、「なます」(方言?大根と人参の細切り・酢の物)と「皮くじら」(鯨の白い脂身)のみそ汁だったなぁ。うちはちょっと珍しいかもしれないけど、「年取り餅」は下が白餅で上が塩小豆のぼた餅?を2段重ねて、稲わらの中の細い部分で餅を切って食べる。翌日はぜんざい?にしていた。この「あんこ」が、甘い小豆の家は、お正月までに「自分の分」は一人で食べなくてはならないようだった。
 この風習は、博多圏でもちょっとずつ違うみたい。皆さんのところはどうですか?