古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 風邪を引いて思うに、やはり古民家は「不便・寒い・暗い・・」ってこと。建て替えたくもなろう・・・。まぁそりゃあねー、「お館様の家」でも戦国時代くらいまで畳の部屋はないみたいだから、秀吉のドラマなんか見てるとよくわかる。
 最初「掘っ立て小屋」で、入口はムシロ・・最後はお城だろうけどそれでも「日当たりのいい部屋」はなさそう(笑)。粗末を旨とする「茶室」でさえ、庶民には「立派」に見えたのではなかろうか?畳や床の間があるし。第一「お茶の葉」でお茶を飲む・・・お白湯さゆが「庶民」じゃないかな??
 冬になるといつも思い出す「民話」がある。「昔のコワい話」の本に載っていたおはなしと思うけれど・・・。夜中になるとどこかで話し声が聞こえるので、旅人?(なんとか法師かも?)が不信に思い、宿主に話を聞いてみると。それは親を亡くした兄妹が寒さに凍えていた会話で(記憶が不確かで、すみません)、「兄ちゃん寒かろ?」「おまえも寒かろ?」と話している声なんだそうな(その兄妹が使っていた布団?を、お客さんに使うとは・・今では考えられない貧しさである)。
 うちも「寒い」んで、そんな昔話を思い出している。そしてストーブやホットカーペットやホッカイロのある「今」をありがたいと思う。地球温暖化を防止しなきゃいけないのに、軟弱な体でごめんなさーい。体を動かして(散歩とかスクワットして)、鍛えたいものである。
 風邪ひいて、本日はナマケモノするぞーと決心しております(苦笑)。では年末に向けて、みなさまもくれぐれもお体お大切におすごしくださいませ。