きのうはテレビで、映画『蝉しぐれ』を見た。ＮＨＫドラマで内野聖陽のときも、ときどき見ていた・・原作も読んだ。そして２年前話題になってはいたが、映画館で見ることはなかった市川染五郎・木村佳乃主演（といっても、半分くらい子役。この女の子がいい表情をする）の藤沢周平原作。
先日は『出口のない海』（映画・人間魚雷のはなし）で、若手のホープ海老蔵さんの抑えた演技、いいなあって思ったし。日本人でありながら歌舞伎をきちんと見たことがない。一度も行ったことない「博多座」に、ぜひ見に行きたいものだと思った。
若い歌舞伎役者も、増えたものねー。しっかり下準備して、芝居見物にいきたいものである。
実は山鹿の「八千代座」（熊本県）で、今をときめく玉三郎を、一度だけ見に行ったことはある。（八千代座を修復したあと、杮落とし（こけらおとし）での記念公演だった）、「玉ちゃんきれい・・・」で終わってしまう、まさにミーハーだった。今度は、心中モノでも義理人情ものでも、きちんと見たいものだと考えている。秋には「古い建造物を保全・活用する研究会」で嘉穂劇場を見学にも行くし（予定）、日本人の常識として、歌舞伎を知りたいものであります。
みなさまご一緒に、行きませんか？
