古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 きのうはひと月に一度、お茶のお稽古(「おさらい」程度なれど)で、秋の訪れを感じつつ夜の2時間を、じーーっと座っていた。お茶って「ジャパネスク」と、最近とても感じるkominka(ツマ)である。誰かさんにも「座るだけでいいから、お稽古に行かない?」と、誘っているが。きのうは別の用事もあり、「代行」でお帰りだった(「何の用事」かは、もうしばらくして公表?しますね〜。週に2回くらい定期的に出かけています・・)。日本人、しかも曲がりなりにも「棟梁」ってからには、お茶の心得一つくらい、あってしかるべし・・なんだけどねぇ。「おちゃけ」の日本的つきあいのほうが、いいらしいのだ(笑)


 お濃茶茶碗が、なかなかよい。と、先生からもお褒めいただいた「茶碗」は、ひと口で言えば、「唐津」風なれど、オリジナル。田舎で10年以上頑張っていた、若き陶芸家。古民家(解体直前か?と思われるような)に住み、質素にセンスよく暮らしてあった。けれど。生活は苦しいらしかった。
 その若いご夫婦が、ついにご主人もきっぱり辞めて、どこかに働きにいかれている・・・らしい。もったいないけれど、どうしてあげようもない(涙)。そんな噂話もした。

 もちろんうちとて「楽」ではないが(笑)、どっちかというと清貧?貧乏というか〜、モノはほとんど買わないし。買えないというか・・・。それでもkominkaは「仕事」として、この田舎で「スキマ家具」状態で、大手ハウスメーカー・田舎の大手工務店の中でも、なんとか生活している。みなさんに「なんでつぶれんで、生きて行ってるのか?」不思議がられる・・くらいである(苦笑)。我ながら、健闘しているほうじゃないか?まあ田舎だから、「いただき物の野菜」「仕事のお礼でお米」とか・・で。生活してるような、kominkaではあるけれども。

 モノが飽和状態の中で、「売れない」話は、知ってはいるが・・・。じゃあなんでキャナルとかtenjin・警固とかジャ○コなんかで、売れているのか?ナゾである。「一流」のブランドだけは、一人勝ち?状態で、焼き物の世界も「○ち吉」とか「深川○○」なんかは、売れているようだし。
 庶民が、フツーに使う「もの」生活雑貨・安くて手ごろで使いやすい...そんなものを作る人たちが、生活できる社会であってほしいと、願っている。