お盆に里帰りして、驚いた。「真っ黒」だった廊下が、真っ白になっている。なんでも姪と甥が、住宅用洗剤で洗い?亀の子たわしで磨いたらしい。訪れた人みんな、昔を知っているので、びっくりしたのだった。
あまりにキレイになったので、翌日弟とkominkaは、床用ワックス(浸透性・透明)を買ってきて、塗ったのだった。
kominka(ツマ)が子どものころ、夏休みには毎日ぞうきんがけをさせられた。あとは日曜ごとに、祖父に言われてしぶしぶやった。この頃は母も70代、ふだんお客さんも来ない座敷の廊下を、ぞうきんがけする機会もあまりないようで、ワックスをかけておくと、化学雑巾で簡単にできるもの。ほんとうは「ぞうきん」「水ぶき」が、日本家屋には一番だろうが、住んでいない者には言う権利はないし。
それにしても、昔から「黒い」床だった記憶しかないが、親戚一同みんな驚いて、思い出話に花が咲いたのである。今住んでいる、弟の子どもたち(小学生〜高校生)が、感心なことである。めったに母屋の掃除をしないので、はりきってしたらしい。
※床板は、クスノキのようです。