古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 山の中の集落で、そこの人はちょっと便利な「町中まちんなか」に家を建てられた。とても小さい類の「古い家」が、あった。簡単に修理・リフォームして、田舎暮らしをしたいご夫婦に、家賃何年か分(お家賃が安いのだ)で、修理された奇特な?家主さんだった。
 そこの家が、とうとう雨漏りがひどくなり、住んでいる人は「屋根替え」をしたいらしくkominkaに相談があった(前も、「扱っていた」方言?リフォームしていた)。家主さんからも電話があった。
 本格的な屋根替え、するような「家」ではないといおうか・・・。がっちりした「家」なら、価値も上がる?というか、修繕した甲斐がある。でも「そこそこの家」なら、判断はむずかしい。



 あっさりと、あちこちで解体が目につく昨今。「古ければいい」というものでもない、というのはここのブログのお客さんは、おわかりと思います。大きい・小さいでもない、お金をかけた家というわけでもない。庶民が暮らしていた「家」、地元の大工さん・左官さん・製材所で近くの山から「引いてきた木」・・・そんなあたりまえの生活が、ついこのあいだまで日本でも、あちこちであっていたのだ。
 先ほど(午前中)、「古い研」古い建造物を保全・活用する研究会の役員さん宅何軒かに、資料を届けがてら郡内を回り、いくつか解体現場を見て、さびしいkominka(ツマ)であります。