古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 「50歩100歩」かもしれないが。今の現場は、田舎である。こないだ古民家工事をしている場所で、近所の人と“田舎度”話で、盛り上がった。(実は内心、お互いに、自分のところのほうが「いくらかまし」と、思っている・・・)。飲み屋さんからタクシーでいくらか?で、測ったりする(笑)。ハナシが「合う」ので、楽しい。ただ、動物はサル程度みたいで、見かけないらしい。あっちのほうが、人口密度(車での通過人口も含め)が多いからのようだ。


 途中(そこまで30分はかかる)、あちこちの田に、水が入り始めた。日本ってつくづく水耕民族だな〜と、感じる。山々が「逆さ冨士」みたいに映り、平野部がさらに広く感じる。山の方、棚田的な部分は、まだとうぶんあとで、田植えとなる。庭先で、苗箱への水やり・管理が欠かせない時期。
 うん十年前までは、たぶん平野部全部、コメだったと思うが・・・・。最近では「見渡す限り」水田ということは、ない。ビニールハウスやら、休耕田やら。百姓の娘(kominkaツマ)としては、フクザツなものがある。【父親から「なんもせんくせに、口だけ出すな!!」と、言われていた生意気な娘のなれの果て(?)である(苦笑)】。コメが主流の地域から、中山間部のみかんなどの地域にヨメに来て、ウン十年・・・。稲作は「優遇されてきた」、政策としても。同じ農村でも、稲作の地域のほうが、いくらか経済的に「豊か」な気がする。(たとえば、教育・福祉の分野で。中学校給食や学校司書や、老人いこいの家・図書館・・・なんかが。「早く」から、実現しているし)。どこがどうだと、言えないが、感覚として。
 あっちのほうが、金持ち?みたいなのである・・といいつつ、実家でも「家を建て替えられない(大がかりなリフォームも、夢のまたユメ)」(経済的?事情は、ありそう・・)
 そして。日本人の「コメの消費量」が減ったからと・・・ニュースでは、消費者の動向のように伝える。ちょっと違うのではないか?(「農政」の姿勢だろう)。今や、跡継ぎとしての「農業後継者」は、ほとんどいない。大型農業は、日本には合わないと、感じる(kominkaの回りの兼業農家などを、見ていると)。独断と偏見だといいけれど。


 稲作の前に、田んぼに植えていたじゃがいも・玉ねぎなどの収穫をしないと、田植えが出来ないので、お百姓さんは大忙し。おこぼれを、頂くこともある。今年は、なんだかあちこちから頂いた。ありがたい。もちろん「お返し」は、そのうちに何らかの形で、することになるけれど。持ちつ持たれつ・・で、ある。
 里帰りするヒマはなくても、ご近所から「カレーの材料」は、調達?できる(保管をどうするか、嬉しい悲鳴)、幸せ者。おかあさん心配しないでね、kominka(ツマ)、ご近所と仲よくやってま〜〜す(笑)