ある夫婦、仮にMさんとしておこう。うりぼうから、育てた「わが子同様」のエリザベス。「ベス」なんて呼んで、海岸を散歩させたりしてたそうな。
ある日、ちょっと留守の間に。檻から飛び出し、うろうろしてたらしい。漁師町にまぎれこみ、大騒ぎになり。追いかけられて・・・。断崖(?)から飛び降りて、あぁ・・・。
しばらくは「泳いでいた」そうですが、ついに力尽きて。亡くなったそうです。
奥さんは「エリザベス〜」と、泣かれたそうです。(笑っちゃいかんけど、ぷぷっ・・)こないだ、もう何年もたってるし。ご主人にその話を、聞いてみた。「あれから、何匹か。もらったりして、育てるけど。エリザベスほどの、賢いいのししは、いない。」そうです。
一人前の「いのしし」だったので、そうとう大きくなっていたはず。狭い漁師町を、逃げ回り。大騒ぎだったのが、想像できる・・・。あはれ、エリザベス。
「Mさんとこの、エリザベスじゃないか・・」と、亡くなった後。血抜き(!)もした後。連絡があったそうです。みんなで「食した」かどうかは、聞きそびれました。なんまいだー。