古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

[古民家のリフォーム]

 特別意識しなくても、ふだんの工事は「リフォーム」が多い。新築は、生涯に20軒ぐらいでいい・・。と思いつつ、波があり、一年に1軒くらいか。
 増改築が多い。古い家をリフォームすると、昔の造りが見えてくる。柱(梁)なんか、きちんとチョウナで削ってある。昭和初期までは、ほんとうに職人が、生活できて尊敬されていたんだな・・と思う。(大工さんに限らず・・)


 うちでいえば、酒蔵をレトロ風に改造したり。したあたりから・・・(2000年ミレニアム前後?)マスコミでも古民家ブームは、始まったようである。
 日本の家のよさ・・を生かした、「部分改造」。少しずつ「提案」して、居間をロフト風(和風の吹き抜け)にされたり・・・とか。トイレを「ジャパネスク調」にとか。身近なお客さんに、納得してもらってリフォームする・・・。


 需要と供給のバランスからいえば。なかなか「お客さん」とめぐり会う率は、低い。マスコミの宣伝に惑わされて、正しい情報?に出会うことも少ないようだ。かといって、こっちも「不特定多数」を相手にするほど、資金力はないし。
 いい仕事をしたい。でももうけは少ない・・・。正直な職人ほど、ジレンマもあるようだ。
 ネットで「古民家」の情報を紹介してある業者の方たちは、たいてい「有限会社」「株式会社」会社形式の経営で・・さらに繁栄されているようです。対抗する余裕はない。


 ただ正直に、まじめに仕事しています・・・とアピールできるだけでもいいか〜と思う。