古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 一番「覚悟」して、手伝おう・・と思われるのは、「お葬式手伝い」だと思う。これは、余計わかりにくく。いろんなパターンがある。


 ちょっと前に聞いた話。元からの集落と「新住民」が混在していたときに(そのあと、新しいおうちの集まりは、別の隣組に独立したが・・・)係りの人が、言って回られたそうです。
 曰く「男(受付)は○時。女(炊き出し)は○時に包丁持って、来てください」と。


 何軒も言っているうちに、簡単になったのでしょう。あまりに略された言い方になり・・・。それを聞いたある奥さん(50代?)が、すごい剣幕で言われたそうです。
「主人は、会社を休まないといけないのですか?」「わたしは、親も“お通夜”参りしか、おつきあいで、していなかったし・・・前夜にお参りしたら、お葬式には失礼してもいいのじゃないでしょうか?」(炊き出しなんか、問題外)云々。
 同じ日本語を使っていても「街」と「田舎」は、社会通念がかなり違う。都会じゃなくても、「街のつきあい」をしてきた(親世代も)人は、“皮膚感覚”で、習慣も違う。


 説明不足・・・だと思いますが(苦笑)。強制ではない、でも「限りなく強制に近い」ような気もする。そもそも、ご近所で親しかったら、自然と「見送り」する気持ちになるのが、日本人(田舎)なのです(?)。むかし人が亡くなったら、ご近所の縁で、火葬したり土葬したり、協力しないと、できなかった・・・。そのなごりだと思います。


 基本的に「自主的」なものなので。理由があれば、欠席でもいいが、「協力したほうがいい」こと・・・。田舎は多い。