古民家の記

いつも(!)「古民家改造工事」をしたい・・・誰かさんの代筆で(笑)ミーハーブログをしているkominka(ツマ)でございます。

 吹き抜けにした屋根の裏側に断熱材を入れて、板を張っています。これで吹き抜けのLDK(大きなワンルーム)になってもかなり暖かいはずです。


「吹き抜け」が好きな人が多い・・・・


 九州の家は、北海道の人が「寒い」と言われる(笑)くらい、すきま風やらなんやらで寒いらしいのだけれど昨今の文化住宅は(ハウスメーカーの、あっという間に建つ工法の家なども含めて)「ぬくい(あたたかい)らしい」かなり前のことわがあばら家のお座敷にお客さんが来られるというので温風ヒーターやらホットカーペットやらうちとしてはありったけの暖房でお迎えしたのだけれどそちらの奥様がブラウス1枚カーディガンといういでたちで来られたのでびっくりして(田舎の家は寒いと知らないらしい)うちの「たんぜん」やら着せてあげたり(笑)・・・・そのうちお尻の下から温もり今度は「眠くなった」と言われたのだけれど一緒に来られてた方たちが「寝るな、寝たら死ぬぞ」(爆笑)ということがありましたわね八甲田山(ご存知、健さん主演の映画)じゃあるまいしあははっ。

 「不便」「使いにくい」「古い」などなどいろんなことからスクラップアンドビルドが主流?になってからあっという間に庶民の、日本家屋は絶滅しつつある・・・と思われますが田舎暮らしを夢見る方には大きな家・広い敷地は「手にあまる」ように見うけられます。田舎の家は小さく見えても「けっこう大きい」し管理もタイヘンですよ・・・でも新しく来られる人たちの感性で思いがけぬ部屋が吹きぬけになったり土間(タイル張り)になったり・・・田舎にずーーっと住んでいると新鮮な感覚だと、思うのでしたいろんな工事をさせていただいて不肖kominka(亭主)の姿勢「どんなことでも断らない」というか、まぁどうしても構造上無理なことは説明して「無理です」とお話しているようですが。


 排水・汚水・トイレ工事でいえばうちあたりは合併浄化槽でないと水洗化できないので(汲み取りもけっこうあります)、よそから引っ越してこられるとまずトイレ(下水道)が気になりますしそれの補助金が出るのも不親切な対応のようで「今年度の予算は終わりました」とあっさり言われたとかで早く相談してもらえてればもう少しなんとかなったのに・・・ということもあります。kominka(フウフ)としてもなんとか粘って(しつこく)物申しているところデスが、役所との対応は「何回も何回も念押しして」あきらめない、いろんな方法を探す(地元業者を渡り歩くのではなく・・・狭いのですーぐ伝わりますからご用心)、役所内部でも電話のたらい回しでも「負けない」あきらめない。ここが踏ん張りどころと思って頑張ってほしいと思っており、そのためのアドバイスは惜しみませんのでどうぞご相談くださいませ(笑)

 蛇足ながら田舎に暮らすことによって都会の便利ないろんなことを「すてる」覚悟はされていると思われますが・・・まぁ単位としては「まず1年」それから「10年」スパンというところでしょうか?(笑)郷(里)に入っては郷に従う・・・1年間はぜ〜んぶの行事に(お宮もお寺、地域のお祀りなど行事すべてに)も参加してみてご近所と顔なじみになり挨拶する関係を築く努力は、とっても大切と思います。